碌々産業株式会社は、1903年に機械工具類の輸入販売を行っていた商店から始まり、工場として海外と早くに技術提携を行い、さまざまな開発を成功させています。ここでは、加工機のメーカーである碌々産業株式会社が対応している加工の特徴と内容、設備環境などについてご紹介します。
碌々産業株式会社は高精度加工機・微細加工機・特殊加工機・プリント配線基板加工機・各種専用機の開発を行う微細加工機のリーディングカンパニーとして、日本国内から海外まで工場を設け、加工機の製造に取り組んでいます。
2005年には室温23±0.5℃制御の完全恒温精密組立工場「AREA23」を竣工し、2014年に高精度高速微細加工機 第4ステージモデル「CEGA-SS」高速高精度三次元加工機の第2世代「HC-658Ⅱ」を、2015年に超高精度高速微細加工機第2ステージモデル「AndroidⅡ」を発表。 2021年には高精度高速微細加工機「CEGA-SSS」を発表し、デザイン性の高さが注目されました。
碌々産業株式会社が製造する加工機は、工具が摩耗などを起こして寸法誤差が生じた際に、ワークをテーブルから外さず機上で「追い込み補正」がかけられ、再加工を行える設計です。
一貫したサイクルを完結させるため、寸法誤差を起こした製品が無駄にならず、実加工制度をどこまでも追求した構造となっています。加工・洗浄・測定・追い込み補正をひとつのサイクルとしており、洗浄フローで加工後に付着した切屑を除去、3次元計測プログラム作成支援ソフトウェアおよび形状精度追い込み支援ソフトウェアを使い、製品の品質を高めることができます。
碌々産業株式会社では自社で開発・製造した加工機を使用し、高精度・高品位の直彫り加工をさまざまな素材に施すことができます。STAVAXやジルコニアなどの素材、超々微粒子超硬合金への直彫りにも対応し、美しい仕上がりに。金型材の直接・高速切削加工が可能なコンセプト加工機や自社製の高精度大型マシニングセンターなどを使用し、微小指令値への完全追従を可能にしながら、高い精度の加工を可能にしています。
STAVAX、SKD-11、55HRC、アルミ、ジルコニア ほか
公式ホームページに記載なし
碌々産業株式会社は微細加工機のグローバルカンパニーであり、日本国内のリーディングカンパニーとて、小型ワークの超精密加工に使われる加工機を製造しています。洗練されたフォルムを叶える加工性能に強みをもち、自在なデザインを可能にする設計が評価され、さまざまな賞にも選出されました。
ここでは、精度・納期それぞれに強みを持つ、微細加工に対応しているおすすめの会社を紹介しています。ぜひ他の会社もチェックしてみてください。
・素材:STAVAX(52HRC)
・要素加工:2次元及び3次元形状への鏡面加工
所在地 | 【本社】東京都港区高輪4-23-5 碌々ビル |
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電話番号 | 03-3447-3421 |
ISO認証 | ISO9001 |
会社URL | http://www.roku-roku.co.jp// |
微細加工に対応する会社には大きく「精度」と「納期」を重視する企業に分かれます。自社の目的を明確にし、目的に合った企業選びをするようにしましょう。
いくら高精度の加工機器で加工したとしても、検査測定器で正確に検査して問題ないと判断されてはじめて高品質な製品の納品が可能となります。
検査測定器の種類が豊富ということは、より多くの検査項目を網羅することができ、より高精度の検査を行うことができます。ここでは高精度な加工で評判の微細加工会社を紹介します。
できるだけ早く部品を納品して欲しいという依頼人の希望をかなえるため、自社一貫の生産体制を整えていたり、加工工程の削減や、人的工程の効率化を実現することで、スピード納期を実現している企業があります。ここでは短納期で評判の微細加工会社を紹介します。